認定特定非営利活動法人
笠井共生活動センター

電話番号:053-570-7710

受付時間:8:00~17:00

お問い合わせ

働く中で育む力 ~就労を通じた支援~

障害のある方が空き缶潰しを通じて社会性と成長を実感する場。

空き缶潰しで育む社会性と成長

当法人の生活介護事業所「だいち」では、お仕事の一つで空き缶つぶしをしています。

この空き缶潰しという活動が単なる作業にとどまらず、障害者の成長や社会性の育成に重要な役割を果たしていると私たちは思っています。

空き缶潰しは、協調性やチームワークの大切さを学ぶ絶好の機会であり、作業を通じて社会とのつながりを感じることができる場です。この仕事を通じ、利用者は物事をやり遂げる達成感や責任感を持つことができ、個々の自信にもつながっていくことを期待します。

缶つぶしは、一見単純な作業のように見えるかもしれませんが、その過程で多様な能力が養われる点にあります。

例えば、空き缶を潰すには、つぶすだけの力。一緒におこなうことで、コミュニケーションやルールの理解へとつながります。コミュニケーション能力やルールを理解することは、日常生活や社会で必要とされる基本的なスキルです。

また、作業を通じて、参加者は自分の役割を認識し、自身の存在が誰かの役に立つ喜びを味わうことができます。

この経験は、自信が育まれ、さらに挑戦意欲を高める要因となります。

こうした活動を通じて、障害のある方々が自らの可能性を引き出し、社会の一員としての自覚を深めることを目指しています。ノーマライゼーションの理念に基づき、すべての人が共に生きることの喜びを感じ、成長を実感できる場を提供し続けます。

空き缶潰しはその一例であり、ここから得た経験は利用者にとってかけがえのない財産となることを期待しています。

記事一覧へ
NEW ARTICLE
新着記事