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【たいよう】新聞紙でつくる防災スリッパ ― 遊びながら学ぶ「身を守る工夫」

ねらい
・防災について知る。
・身近なもので防災できることを知る。

放課後等デイサービス「たいよう」では、10月の終わりに防災をテーマにした活動を行いました。
「防災の日」(9月1日)とは少し時期が離れていますが、災害はいつ起こるかわかりません。いざという時に自分の身を守る方法を考えるきっかけとして、「防災スリッパ作り」に挑戦しました。

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新聞紙を使った防災スリッパは、特別な道具を使わずに簡単に作ることができる“身近な防災グッズ”です。活動のはじめに、職員が「もし床にガラスのかけらが落ちていたらどうなるかな?」「裸足で歩いたらどうだろう?」と問いかけると、子どもたちは「危なそう」「足がチクッとしそう」などと考えながら答えてくれました。

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スリッパが完成すると、いよいよ体験の時間です。スーパーボールを貼りつけた段ボールの上を歩くと、少しデコボコして歩きにくい感触があります。裸足では「なんかゴツゴツする」「歩きづらい」と慎重に歩く姿が見られましたが、作ったスリッパをはいて歩くと「これなら大丈夫!」「痛くないね」と笑顔が広がりました。

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途中で「歩いていたらスリッパが開いてきちゃった」という声も聞かれました。そこで職員が「どうしたらもっと歩きやすくできるかな?」と尋ねると、子どもたちから「セロハンテープでとめたらいい!」という意見が出ました。時間の関係で実際にとめるところまでは行いませんでしたが、自分たちで考え、工夫しようとする力が育っていることを感じました。

今回の活動を通して、子どもたちは“身近なもので工夫すれば自分を守ることができる”ということを体験的に学びました。防災というと少し難しく感じるかもしれませんが、遊びの中で自然に考え、気づき、学ぶことができる時間になりました。安全面にも十分配慮し、子どもたちは安心して取り組むことができました。

たいようでは、こうした日常の体験を通して「生きる力」を育てることを大切にしています。防災スリッパ作りは、楽しく学びにつながる“たいようらしい防災活動”となりました。これからも子どもたちの「やってみよう」という気持ちを大切にしながら、遊びと学びをつなげていきたいと思います。

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さて、笠井共生活動センターでは、11月15日(土)に 第14回 共生にこにこまつり を開催します。

会場は浜松市総合産業展示館本館 第2展示場です。
障害福祉に関する啓発活動や、法人の活動紹介のほか、福祉事業所製品、お食事、スイーツ、ハンドメイド作品、美容・ボディケア、占いなど楽しい企画・出店が盛りだくさんのイベントです。

どなたでも 無料でご入場 いただけます。障害の有無に関わらず、みんなで一緒に楽しめる内容となっています。
日頃から当法人の活動を見守ってくださっている皆さまも、ぜひ会場でお会いできれば嬉しいです。

詳細は下記のチラシをご覧ください。
チラシの配布やSNSでの拡散にご協力いただける方も大歓迎です。データはご自由にお使いください。(加工・編集はご遠慮ください)

チラシ表

チラシ裏

第14回共生にこにこまつり開催! | 【公式】認定特定非営利活動法人笠井共生活動センター

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